落地生根派の中国人は日本のルールに従うべき
では落葉帰根と落地生根、どちらが正解なのか。
個人的にはどちらでもいいじゃないかと思う。帰りたいと願うのも、残りたいと願うのもその人次第。私が願うのは、ただその選択が自由にできる世の中であってほしいということだけである。
そのためにも、日本の皆さんには、日本に残りたいと考えている中国人がいて、しかもその数が増えている、という事実を知ってもらいたい。前提として、落地生根派の中国人は日本のルールにきちんと従うべきだと思うが、定住と共生の法制度や慣習に従う限りは、日本は排他的にならず受け入れてほしい。
彼らが日本に下ろした根からは、必ずや新たな木が生えてくる。森のルールに従って成長した木が増えることは、日本という森の発展にとって決して悪いことではないはずだから。
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周 来友ZHOU LAIYOU
1963年中国浙江省生まれ。87年に来日し、日本で大学院を修了。通訳、翻訳、コーディネーターの派遣会社を経営する傍ら、ジャーナリスト、タレントとしても活動している。
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