「手袋かもしれないという思いはあったが、この運河では数日前に遺体が見つかっていた。それで警察に電話しなければいけないと感じた」と彼女は説明する。

イギリスの民間放送「ITV」の報道によると、この2日前の2019年2月21日、この運河で男性の遺体が発見されている。警察はこの遺体について、「死因は不明で、突然死だった」と説明している。

通報してから起きたことに、彼女は衝撃を受けたという。「(通報から)少しして、3台のパトカーが到着し、周囲に非常線を張った」

彼女は帰宅したが、その後、警察からテキストメッセージが送られてきた。そして、彼女が目にした「手」は、実際にはマリーゴールド色のゴム手袋だったと知らされた。

彼女は「警察の時間を無駄に使わせた」ことが心苦しかったとしながらも、「遺体」の正体がゴム手袋だと知った時には「大爆笑した」という。

話をした警察官は見間違いに「とても寛容だった」と語り、「私が警察の時間を無駄に使わせたことにパニックになっていたのを見て、警察官たちは『気に病むことはない』と言ってくれた」と振り返った。

「それでも私は、とても決まりの悪い思いをした。控えめに言ってもね」

見間違いだったことが判明したものの、彼女は自身の発見が、ある意味で「ハッピーエンド」を迎えたことを喜んでいる。また、彼女が送った「手」の写真は、今でも友人や家族の間でお気に入りの1枚になっているという。

彼女はTikTokに、@hayleymt705というハンドル名でこのエピソードを投稿した。

「これは私の友人たちの間で内輪向けのジョークになっている」「この話題が出るといつもみんな大笑いして『こんなことはあなたにしか起こらないよ』と言ってくる」とのことだ。

(翻訳:ガリレオ)

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