それでもついに面会を受け入れると、2人は頻繁にメールをやりとりしたり、話したりするようになった。仕事のこと、父であること、そしてイスラム教について。

ヘバルを通じてイスラム教への理解を深めたことにより、クリスは米軍とKKKでの日々に染み付いた人種差別的なイデオロギーを捨てることができた。

ヘバルは、クリスがずっと求めていた存在、つまり支えになってくれる友人になり、戦場でのトラウマを癒やすのを助けてくれた。

いまクリスが私と子供たちを連れて行くのは、ヘバルの一家との夕食だ。ヘバルの母親とハグするときのクリスは、とても幸せそうに見える。

人種差別と対立に毒された世界にあって、文化の異なる人同士が友情を育むことは、憎悪より優しさ、分断より結束のほうが大きな力を持つと教えてくれる。いま私と子供たちは、それを目の当たりにしている。

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