Z世代(現在12〜27歳)やミレニアル世代(28〜43歳)の音楽の聴き方は、ヒット曲の生まれ方にも影響を与えている。このため音楽レーベルは最近、新譜の宣伝にTikTokを駆使している。

実際、本稿執筆時点で、TikTokで「カントリートック」というハッシュタグが付いた動画は計9億5250万回再生されているし、「ブラックカントリーミュージック」というハッシュタグの動画も急増している。

「人生の記念すべきイベントを撮った動画にカントリーのBGMを付けるユーザーが増えている」と、TikTokの広報担当は語る。「カントリーにはコミュニティー的な側面があるが、TikTokでもそれが表れている」

この人物はさらに、「(TikTokは)黒人カントリーアーティストが知名度を上げ、世界に自分の音楽を届ける場になった」と言う。「『ブラックカントリーミュージック』のハッシュタグが付いた動画が100万回再生を超えるなか、ここを活動の拠点と考える黒人アーティストが増えている」

<本誌2024年5月14日号掲載>

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