ハンブリングの見るところ、映像に写っている自爆ドローンは動きが鈍く、「小さいし、見たところ翼もない」ため、スイッチブレードよりも、マルチコプター(ヘリコプターのような回転翼を3つ以上持つ)の自爆ドローンに似ている。

スイッチブレード600は固定翼があり、時速160キロ超でターゲットに接近できると、彼は付け加えた。

スイッチブレードの製造元である防衛請負企業エアロバイロンメントのチャーリー・ディーン副社長(グローバル事業開発・マーケティング担当)は昨年10月、スイッチブレード600は「ウクライナの防衛に極めて重要」だと、本誌に語っている。

それまでウクライナ軍は主としてスイッチブレード300を使用していたが、より大型の600に切り替えていく予定だと、このときディーンは述べていた。

今回のBUK-M2攻撃に使われたのがどの自爆ドローンであれ、小型のドローンがロシアの高価な防空システムを撃破すれば「成果は大きい」と、ハンブリングは言う。

「小型のドローンに対しては、いかに非力な防空システムかがよく分かる」

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 進化するテロリズム
2026年10月6日号(9月29日発売)は「進化するテロリズム」特集。

9.11から25年。安価なドローンとAIとSNSの普及で、テロ組織は力を蓄え、脅威を増している

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます