3隻目の最新鋭空母「福建」は5月に試験航行を終え、来年就役の見込みだ。4隻目の空母も建造中とみられる。福建は前任艦と同じく動力はディーゼルエンジンだが、電磁式カタパルトを装備。より大きな弾薬を積んだ航空機がより迅速に発進できる。

ODNIは2月に発表した年次脅威評価報告書の中でこう述べている。「中国は人民解放軍を活用して自国の主権範囲と主張する領土の確保、地域における優位性の主張、世界的な力の誇示を望んでいる。特に重視しているのは、台湾海峡両岸の紛争においてアメリカの介入を抑止し、これに対抗することだ」

ただし同報告書は、中国軍には実戦経験が不足しているとも指摘している。中国にとって本格的な武力紛争は1979年、短期で終わったベトナムとの中越戦争が最後だ。

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