セレブに会うこともあった。俳優シルベスター・スタローンは物静かで礼儀正しかった。歌手のワイノナ・ジャッドに会って一緒に写真を撮ったときは本当に興奮した。彼女の曲を聴いて育ったから。
モチベーショナルスピーカーのニック・ブイジにも会った。そこで会ったセレブの中で最も心が揺さぶられ、彼の世話をできたことは私の誇りだ。
ひどい経験もしたが、それは私をより強くした。階級意識をむき出しにする客もいた。最悪だったのは、ある会員が私をバスタブに引きずり込もうとしたことだ。
それでもマールアラーゴでは接客業の神髄を学べた。社交界のエリートと接することができ、自信が付いたし、プロとしての自覚もできた。何よりも喜びがあった。あの場所で過ごした時間は本当に素敵な思い出だ。
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。
米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由
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