<SDGsで、あまり注目されない幼児からの教育にベネッセは注目した>

世界を変えるには、ニュースになるような大規模なプロジェクトや製品だけでは不十分。日本企業のたとえ小さなSDGsであっても、それが広く伝われば、共感を生み、新たなアイデアにつながり、社会課題の解決に近づいていく──。この考えのもと、ニューズウィーク日本版はこの春、「SDGsアワード」を立ち上げました。その一環として、日本企業によるSDGsの取り組みを積極的に情報発信していきます。

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   赤ちゃんからお年寄りまで、人の一生の「よく生きる」を支援し、「人」に関わる社会課題の解決を目指すベネッセグループ。その中で、幼児を対象とした教育・生活支援ブランド「こどもちゃれんじ」を展開している株式会社ベネッセコーポレーションでは、取り組みの一つとして、「もったいない ちゃれんじ」をスタートさせた。この取り組みは、幼児にもわかりやすい形で「もったいない」という気持ちを育てることで、将来、地球や環境を大切に思って行動する力に繋げることを目指すものだ。

未就学期から「もったいない」を楽しく育める「もったいない ちゃれんじ」

SDGsの達成目標に「4.質の高い教育を」があるように、持続可能な社会の実現に向けて教育は重要な要素の一つである。一方、教育に対する取り組みの主な対象は小学生以上の就学期に入った子どもが中心であり、これまで就学前の幼児期の教育についてはあまり取り上げられてこなかった。

こうした中で、国内の教育業界を代表する企業である株式会社ベネッセコーポレーションは、35年以上続く幼児を対象とした教育・生活支援ブランド「こどもちゃれんじ」の活動の一つとして、「もったいない ちゃれんじ」を開始した。

「もったいない ちゃれんじ」は、毎日触れる紙やおもちゃ、水など身近な物や場所に隠れている「もったいない」を親子で発見し、幼児にもわかりやすい手法で物を大切にする心を自然に育むことができるような働きかけだ。

マーケティング戦略部の加地いつ葉氏は、「幼児期から『もったいない』という気持ちをもって、身のまわりのものを大切にすることは、将来、地球や環境を大切に思って行動する力に繋がると考えております。そこで『こどもちゃれんじ』では、ブランドキャラクター『しまじろう』と一緒に、子ども達が未来のために自分で考え行動できるようになるための様々な取り組みを行っています」と話す。

「もったいない」への理解を促すための紙芝居
園に無償で提供されている"もったいない"への理解を促すための紙芝居
地球課題を"自分ごと"として捉えるには、幼少期の教育が大切