たとえば11月2日から7日にかけて実施されたマーケット法科大学院の世論調査(サンプル数は全米の成人1010人、誤差は4.2ポイント)において、ヘイリーはバイデンを10ポイントリード(55対45%)したが、トランプがバイデンと対決した場合は4ポイントのリード(52対48%)に過ぎない。デサンティスとバイデンでは2ポイント(51対49%)の僅差だった。

ヘイリーは過去にトランプ政権を称賛してきたが、対中政策などではトランプを批判したこともある。

「私はいつも、トランプはいい時に現れたいい大統領だと言ってきたし、私は彼の政策の多くに賛成してきた」とヘイリーは最近、フォックス・ニュース・サンデーで語った。「問題なのは、トランプを取り巻く騒動と混乱だ。トランプは常に混乱に付きまとわれている。アメリカ人はそれを感じている」

新たな世論調査データによると、トランプ政権下で国連大使を務めていたヘイリーは、トランプが強力なリードを維持する中、ニューハンプシャー州の共和党予備選を予想する調査で2位に急浮上した。

最新の調査でも好調

11月10日から13日にかけてエマーソン大学世論調査/WHDHがニューハンプシャー州の登録有権者917人を対象に実施した世論調査で、今年8月の時点で4%だったヘイリーの支持率は2位の18%に上昇、3位のクリスティー前ニュージャージー州知事(11%)や4位の実業家ビベック・ラマスワミ(8%)に差をつけた。一連の討論会で支持を集めたとみられる。

一方、トランプの支持率は49%で、圧倒的トップは8月と変わらない。

さらに、11月に行われたニューヨーク・タイムズ紙/シエナ・カレッジの調査では、アリゾナ、ジョージア、ミシガン、ネバダ、ペンシルベニア、ウィスコンシンの6つの主要激戦州において、ヘイリーはバイデンと直接対決した場合、トランプよりも勝利の可能性が高いことが明らかになった。

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