<起訴されマグショットを撮られたことよりも、多くの支持者が期待していた討論会を欠席したことの方が支持率に響いたようだ>

高い支持率を維持してきたドナルド・トランプ前米大統領の人気に、とうとう陰りが見えてきたかもしれない。

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米エマーソン大学が8月28日に公表した世論調査の結果では、トランプの支持率が、2024年米大統領選の共和党指名争いに向けて調査を開始した昨夏以降、最も低い50%まで低下した。それでもまだ共和党予備選の有権者のなかではトップ、一番近いライバルにも38%の差をつけて圧倒的なリードを維持しているが。

2024年の米大統領選に向け選挙運動を始めた2022年6月〜2023年2月、トランプはずっと支持率55%を維持。2022年11月に正式に立候補を表明し届け出を行ったのとほぼ同時期、フロリダ州のロン・デサンティス知事が支持率を20%から29%まで伸ばしたが、そのときもトランプの支持率は変わらなかった。

4月になると、トランプの支持率はさらに62%に急上昇。その後徐々に低下して6月には59%、8月中旬には56%になった。それが8月末の今回は、50%に急落したのだ。

「マグショット」効果

前回調査の8月19日と今回28日との間に何があったのか。トランプは8月23日、共和党全国委員会が主催した第1回目の候補者討論会を欠席。翌24日には、前回大統領選で南部ジョージア州での敗北を覆そうとした容疑でジョージア州の拘置施設に出頭。被告人としての顔写真(マグショット)を撮影され、それが公開された。米大統領経験者として初めての屈辱だ。

だが、共和党有権者はマグショットを見ても動揺はしなかった。エマーソン大学の世論調査を担当するスペンサー・キンボールは本誌に対して、「トランプの起訴は、むしろ共和党有権者にプラスの影響を与えた」と指摘した。「トランプが起訴されたことで、トランプに投票する可能性がより高くなったという共和党予備選の有権者は、出頭後も56%で出頭前と変わらなかった」

トランプ陣営は本誌に対し、最新の世論調査では支持率が低下したものの、トランプは今も共和党のほかの候補者に対するリードを維持しており、民主党のジョー・バイデン米大統領との対決を想定した場合も、支持率でバイデンを2ポイントリードしていると指摘した。

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今回の支持率低下の理由は
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