<プロのドライバーだからといって運転が上手いわけではないし、ドライバーも高齢化している! 実業家の堀江貴文氏が「タクシートラブルが減る」と太鼓判を押すサービスとは>

※本稿は、『2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全』(堀江貴文・著、徳間書店)の一部を抜粋・再編集したものです。

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一般ドライバーが自家用車を使い、タクシー営業をするライドシェア(相乗り)サービス。アメリカや東南アジアではすっかり浸透し、日常的な交通手段になった。

アメリカのUber(ウーバー)、Lyft(リフト)、中国のDiDi(ディディ)、シンガポールのGrab(グラブ)といった配車アプリを提供する企業の業績も右肩上がりだ。

このライドシェア、日本ではいまだに禁じられている。Uber の配車サービスはあるが、その対象はあくまで普通のタクシーだ。一般ドライバー(一種免許)のタクシー営業、いわゆる白タク行為は違法あつかいだ。

ライドシェアだと運賃が安くなるし、配車もスムーズだ。メリットはあってもデメリットはない。

ではなぜ日本は規制しているのか。その背景にはタクシー業界の反発がある。既得権益を守りたい彼らの強力なロビイングがライドシェアの解禁を阻んでいるのだ。利用者にとっては百害あって一利なしだ。

雨の日、タクシー乗り場には長蛇の列ができる。乗客は傘をさして何十分も待たされる。一時的な需要増にタクシー会社が対応できないせいだ。

もしライドシェアがあればそうはならない。乗客は次々と車に乗り込んでいくだろう。空き時間にUber Eats(ウーバーイーツ)の配達員として働く人がいるように、「今日は雨だから2時間だけUber で稼ぐか」とマイカーを走らせる人が出てくるからだ。ライドシェアは需給の調整弁の役割も果たすのである。

またプロ(二種免許)のタクシードライバーだからといって、とくだん運転が上手いわけでもない。

私は乱暴な運転で急ブレーキをかけられ、むち打ちになりかけたことがある。変なルートを走られ、ひどく遠回りになったこともある。そのたびにいちおう抗議するが、彼らも彼らで仕事を頑張っている。結局、やり場のない後味の悪さだけが残るのだ。

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