<大型台風の直撃を目前に、国民への「最優先事項」の呼びかけは金総書記一族の「肖像画の保護」だった...>

沖縄、韓国に暴風雨をもたらした台風6号「カーヌン」だが、11日午前3時に朝鮮半島で熱帯低気圧に変わった。

当初、11日早朝には北朝鮮を縦断する見通しだったため、前日10日に北朝鮮の国営メディア「労働新聞」が金正恩総書記の肖像画を保護するように国民に呼びかけていた。

    

北朝鮮はインフラが脆弱である上に無計画な森林伐採で自然災害が大きな被害になりがち。もともと農業に適さない土地で無理な農業を行ってきたため、1990年代半ばには数百万人に及ぶ餓死者が出すなど、何度も食糧危機に見舞われてきた。

2010年代には少しずつ回復しつつあった食糧問題も、近年の世界的猛暑など異常気象で再び不安定になっていると言われる。

国営の朝鮮中央通信は11日、国内のあらゆる部門と部隊が悲惨な異常気象に対処するための大規模な作戦を展開していると発表。

しかし、北朝鮮国民の「最優先事項」は、指導者の肖像画、銅像、壁画など、金総書記一族の記念碑の「安全を確保」することであると労働新聞で述べていた。

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