体調を崩すのは乗客だけではなく、客室乗務員も熱中症になって病院を訪れることがあるそうだ。また、「なぜエアコンが動かないのか」と乗客からの苦情が多く、いつかトラブルが発生するのではないかと心配しながら勤務していると客室乗務員たちは口を揃えて語る。

「(あまりの暑さで)息もできないし、頭もぼうっとして目の前が突然真っ暗になります。そんな症状が起きるんです。まるで戦争のような状態です......」

少ない保有機数での無理な運行が原因?

どうしたこんなトラブルが起きてしまうのか? それはLCC同様、ハイエアの運行する航空機の機体数が少ないからだ。同社が所有する航空機はATR 72-500型が4機のみ。この4機をやりくりしてソウル金浦空港発の1日8便と済州空港発の週11便を運行している。こうした無理な運行体制のため、ハイエアは多くの路線のスケジュールが毎月変更され、不規則になっている。当然、エアコンの修理作業をすれば運行できる機体が減り、それは減便に直結するわけだ。

ハイエア側は7月30日、過去8回のフライトで異常な温度で航空機を運航したことを認め、現在は運航中の全機の点検を完了し、エアコン関連のトラブルを解消したと説明したが、こうした説明にもかかわらず、8月3日、ハイエアのある路線の機内で温度が再び37度まで上がり、乗客と乗務員が酷暑に身を委ねざるを得ない状況が発生しているという。

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