<7月18日、朝鮮半島の軍事境界線を、アメリカ軍兵士が「自ら進んで」越えて北朝鮮に入るという大事件が起きた。この件について、10代で北朝鮮を逃れ、現在はアメリカの市民権を取得して同国に住む脱北者のパク・ヨンミが意見を述べた>

<動画>ナイトクラブで北に「リベンジ」するパク

アメリカと国際機関の当局者が認めたところによると、アメリカ軍の兵士1名が、北朝鮮と韓国の軍事境界線上にある非武装地帯共同警備区域(JSA)を見学するツアーに参加中に、「無許可で」北朝鮮側に入り、現在は北朝鮮軍に身柄を拘束されているとみられる。

    

パクは、このニュースに反応する形で、次のようにツイートした。「アメリカを嫌悪する人たちは、もっとどんどん北朝鮮に亡命すればいい」

パクは近年、アメリカの保守派の間で人気を博している。保守派とリベラル派が鋭く対立する米国内の政治情勢や文化戦争とも呼ばれる状況を、北朝鮮で過ごした子ども時代と重ねて批判する点が保守派の好みに合っているためだ。

6月に保守派の団体「ターニング・ポイントUSA」が主催したイベントに出席した際もパクは、会場の聴衆に対してこう語りかけた。「アメリカに住む人たちの多くは、この国が専制政治に転じる心配はなく、北朝鮮は最初から今のような独裁制なのだと考えているだろう」

「(北朝鮮でも)独裁は独裁で始まったわけではない。平等という目を見張るようなうたい文句のもとに始まった。彼らは私たちに、社会主義のパラダイスを実現すると約束した」とパクは述べた。「この約束をかかげながら、彼らは1つずつ、私たちからすべてを奪っていった」


右がパク
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