<ベネズエラの野党指導者マチャドからメダルを譲渡されたトランプは「平和賞を授与してくれた。相互尊重の素晴らしい行為」と語ったが......>

[ロンドン発]「本日、ベネズエラ出身のマリア・コリーナ・マチャドさんにお会いできて大変光栄だ。彼女は多くの困難を乗り越えてきた素晴らしい女性。私のこれまでの活動にマリアはノーベル平和賞を授与してくれた。相互尊重の素晴らしい行為だ。マリア、ありがとう!」

ドナルド・トランプ米大統領は1月15日、ホワイトハウスでノーベル平和賞受賞者のベネズエラ野党指導者マチャド氏と初会談した。記者団に「平和賞メダルを贈った」と明かしたマチャド氏にはロドリゲス暫定政権と協力するトランプ氏の歓心を野党側に取り戻す狙いがある。

マチャド氏はXに「トランプ大統領、ベネズエラ国民を代表し、この重要な対話に感謝する。ベネズエラ国民が米国とあなたのリーダーシップに深く信頼を寄せていることを改めて示すものだ。私たちは共に自由で主権を持つベネズエラを築き上げていく」と投稿した。

ノーベル賞の歴史における最大の汚点とは

ノルウェーの作家クヌート・ハムスンは田舎生活を賛美した『土の恵み』で1920年ノーベル文学賞を受賞した。熱烈なナチス支持者のハムスンは43年、ナチスの宣伝相ヨーゼフ・ゲッベルスと会談し「自国を救うために戦うあなたに最もふさわしい」と自身のメダルを贈呈した。

旧政権ナンバー2を暫定指導者に据えたトランプ政権