「誰でも高度な医療を受けられる」世界に誇れる日本の医療制度

世界に対して誇れるものがほとんどなくなってしまった今の日本において、貧富の差に関係なく、最先端の医療が誰でも受けられる現在の医療制度は貴重な存在であり、

唯一、世界に胸を張れる仕組みと言ってよい。ここまで充実した医療制度は他国にはなく、この制度自体を放棄してしまえば、米国のように経済力のある国民しか病院にかかれなくなってしまう。

全員が等しく高度な医療を受けられるという大原則を維持したまま、細かい無駄を削減する作業は、針の穴に糸を通すようなものであり、一朝一夕にできるものではない。削減額ありきではなく、時間をかけて丁寧に議論を進めていくことが重要である。

【関連記事】 中国富裕層の日本移住が増える訳......日本の医療制度を利用するため彼らはやって来る 日本だけ給料が上がらない謎...「内部留保」でも「デフレ」でもない本当の元凶
ニューズウィーク日本版 歴史で読み解く アメリカ建国250年
2026年7月7日号(6月30日発売)は「歴史で読み解く アメリカ建国250年」特集。

超大国の現在地と「トランプ後」の世界

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます