場合によっては話の腰を折る必要も

ただし、話にまとまりがなく、長く話す人もいます。

河野英太郎さんは、『99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の中で、そのような場合の「相手の感情を逆なでせず戦略的に話の腰を折るコツ」を3つのステップで提案しています。まとめた上で紹介します。

◆相手の感情を逆なでせず戦略的に話の腰を折るコツ

①「なるほど、○○なんですね」と話題に入る。

②「確認ですが、△△ということでよろしいですか?」と確認しながら相手の話を整理する。

③「なるほど、△△が□□ということですね! さて、話は変わりますが......」と話の内容を整理し、締めの一言を添える。

人は「話を聞いてくれる人」を好きになる

ここまで、

●感じのいい挨拶
●ほどよい敬意
●丁寧さ
●相手の話をさえぎらないこと
●話したい相手から会話を奪わないこと

という5つのポイントを紹介しました。これらは、年上・年下にかかわらず、日ごろから気を付けていただくと、相手に不快感を与えずに、会話が盛り上がります。

話し方や伝え方といったコミュニケーションは、関係形成の第一歩です。

「こういう人にはこんなふうに言っておけばいい」などと高をくくって考えるのではなく、丁寧なコミュニケーションを重ねることで関係性が深まっていくのです。

藤吉 豊(ふじよし・ゆたか)

株式会社文道 代表取締役
有志4名による編集ユニット「クロロス」のメンバー。日本映画ペンクラブ会員。編集プロダクションにて、企業PR誌や一般誌、書籍の編集・ライティングに従事。編集プロダクション退社後、出版社にて、自動車専門誌2誌の編集長を歴任。2001年からフリーランスとなり、雑誌、PR誌の制作や、ビジネス書籍の企画・執筆・編集に携わる。文化人、経営者、アスリート、グラビアアイドルなど、インタビュー実績は2000人以上。2006年以降は、ビジネス書籍の編集協力に注力し、200冊以上の書籍のライティングに関わる。大学生や社会人に対して、執筆指導なども行なっている。

※当記事は「東洋経済オンライン」からの転載記事です。元記事はこちら
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