一方、今回の騒ぎについて、マグダレン・カレッジのダイナ・ローズ学長は「マグダレン・カレッジと女王陛下について、いくつかの事実を伝えたい」と断って、肖像外しを決めたのは「大学院生の自治組織であって、カレッジを代表する組織ではない」と、ツイートした。

さらに「自治会は何年か前、確か2013年に、女王の肖像写真を購入し、談話室に飾った」が、「最近になって外すことにした。飾ると決めたのも自治会なら、外したのも自治会だ」と指摘。「マグダレン・カレッジは言論と政治的な議論の自由及び学生たちの自治権を断固として支持する」と強調した。

学長はまた、「自治会がまた飾ると決めるかどうかは分からないが、今のところ肖像写真はきちんと保管されている」と述べた上で、次のように訴えた。

「学生の本分は学ぶことだけではない。さまざまな考えを探り、議論することも含まれる。そのため、時には年長者の怒りも買う。特に最近は、すぐに怒りを買うようだ」

「もしもあなたが(肖像外しに抗議して)カレッジに脅迫的なメッセージを浴びせてくる人たちの1人なら、怒りに任せて文字を打ち込む手を止めて、その手を胸に当てよく考えてほしい。それが、女王に対するあなたの敬意を示す最善の方法なのか、と」

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