――エリオット・ステイブラーはどう変わった?

彼はどんな経験をしても,そこから学ぶ人間なんだ。少しだけ謙虚さを学び、軽はずみに行動しない知恵を身に付けた。心の中の核の部分は変わらないと思うけどね。50代になった人間の行動は、30代の頃の行動とは必ずしも一致しない。人生の経験から学び、もう少し賢く行動する。

――(黒人への暴力など)警官の行動や振る舞いが社会問題として議論されている。この作品では、その現状をどのように扱うのか。

まず第1に、この番組はフィクションだ。と同時に、「ニュースの見出しを切り取った」フィクションでもある。だから、番組内のセリフは現在起きている出来事を反映しているし、そうしたセリフにこそ焦点を当てて制作していきたいと考えている。

このシリーズのどの回での、男性と女性、または黒人警官と白人警官の間のどのような会話であれ、軋轢を描く場面は社会の現実を反映させたものにしていきたい。

【関連記事】
ニューズウィーク日本版 台湾有事の新シナリオ
2026年4月21号(4月14日発売)は「台湾有事の新シナリオ」特集。

米・イラン戦争で変わる地域紛争の「大前提」/石油危機を恐れるべき理由

※バックナンバーが読み放題となる 定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます