米ゴールドマン・サックス・グループは、同社が上場支援サービスを提供する企業に対して、少なくとも1人の「多様な」取締役を置くことを義務付ける。今年6月30日から実施する。ソロモン最高経営責任者(CEO)が23日、CNBCで明らかにした。

CEOは、「多様な」取締役を擁する企業のほうが、上場後により大きな株価上昇が見込まれると指摘した。

CEOによると、新たな方針の対象は欧米の企業。2021年6月からは、「多様な」取締役を2人以上とすることを求めるとしている。

CEOは、「多様」な取締役の定義は明らかにしなかったが、実質的には女性が対象になると述べた。

ゴールドマンによると、過去2年間に上場した60社以上の欧米企業に、女性の取締役がいなかったという。

ゴールドマンのデータによると、「多様な」取締役が少なくとも1人いる企業の株価は、上場後1年に株価が平均で44%上昇。そうした取締役のいない企業の株価は13%の上昇にとどまった。

[ニューヨーク ロイター]
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