中南米系はトランプ氏支持か

米大統領選において、ヒスパニック系は伝統的に民主党寄りだが、トランプ氏の経済政策や中絶などの問題に対する姿勢は、自らの保守的な価値観に合うと考える層もいる。

「トランプ氏を支持する中南米系は間違いなく増えていると思うけど、怖くてカミングアウトできずにいる」と話すのは、ミシガン州ルナピエールに住む28歳のヒスパニック系専業主婦だ。

一方、テキサス州ヒューストンでITの仕事に携わる28歳の男性は、トランプ氏の移民政策を嫌悪しており、英語であれスペイン語であれ同氏の広告は有害だと批判。8月に同州エルパソで大半がヒスパニック系の22人が殺害された銃乱射事件の数日後、フェイスブックに英語の「Latinos for Trump」広告が流れてきたのを見て、広告をブロックしたと語った。

トランプ陣営の広報担当者ダニエル・ブチェリ氏は、ヒスパニック系有権者は、違法薬物の持ち込みを阻止し、不法移民、特に犯罪者の送還に取り組むトランプ氏の政策を評価していると話し、「ラティーノのコミュニティーも、安全な環境で暮らしたいという点ではその他のコミュニティーと変わらない」と述べた。

(Jason Lange, Elizabeth Culliford記者)

[ロイター]
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