NAND型フラッシュメモリの供給は、先月の東芝メモリの工場停電による製造ライン停止もなお響いている。東芝メモリのある社員は、今月半ばに操業を再開したとはいえ、全面復旧には時間がかかり、同社はなお既存の受注量に生産が追い付いていないと打ち明けた。
こうした中でUBSは今週、NAND型フラッシュメモリの第3・四半期の価格見通しを、以前の前期比10%下落から同5%下落に上方修正した。東芝メモリの生産問題と日本の韓国向け輸出規制を理由に挙げている。
バーンスタインのニューマン氏は、半導体価格上昇ではっきりと恩恵を受けるのはマイクロン、東芝、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)、ウェスタンデジタルだとみている。サムスンとSKハイニックスも、生産に支障が出る恐れはあっても、差し引きではプラスの方が大きくなりそうだという。
日本が輸出規制を発表した1日以降、マイクロンは12%、ウェスタンデジタルは8%、SKハイニックスは7%、南亜科技は5%それぞれ株価が上昇した。一方サムスンは、第2・四半期に利益が56%減るとの見通しを示したことが嫌われ、株価はこの間2%下がっている。
(Heekyong Yang記者、Ju-min Park記者)
[ソウル 18日 ロイター]

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