[ヘルシンキ 27日 ロイター] - フィンランドのストゥブ大統領とノルウェーのストーレ首相は27日、ロシアのプーチン大統領に続き、ウクライナのゼレンスキー大統領とそれぞれ電話会談した。

フィンランド大統領府によると、プーチン氏との会談はアブダビで予定されている協議に関するものだった。ゼレンスキー氏は23日、ウクライナ、ロシア、米国の交渉担当者が11月上旬にアブダビで実務者協議を開くことで合意したと述べていた。

西欧諸国の首脳は、ロシアのウクライナ侵攻以降、プーチン氏との接触をおおむね避けてきた。 ロシアはこれまで、欧州各国がウクライナに武器を供与し、ロシア政府との対話を拒むことで戦争をあおっていると繰り返し非難してきた。

ストゥブ氏はプーチン氏との会談について声明で「率直で実質的な議論だった。われわれはロシアの隣国だ。この戦争の結末は、われわれ両国と欧州全体の安全保障に直接影響する。戦争を終結させるには直接対話が必要だ」と表明した。

ゼレンスキー氏の側近は対話アプリ「ワッツアップ」で記者団に対し、同氏がその後、ストゥブ、ストーレ両氏と電話会談したと明らかにした。

ストゥブ、ストーレ両氏は、それぞれ自国の首脳として電話会談に参加したのであり、欧州全体を代表して発言したわけではないと説明。両国は長年にわたるウクライナ支援を継続するとした。

ストーレ氏とストゥブ氏は先週、オスロでウィットコフ米和‌平交渉担当特使、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談。ウィットコフ氏はその翌日、ウィトコフ氏はサンクトペテルブルクでプーチン氏と会談した。ロシア大統領府はプーチン氏とウィトコフ氏の会談後、米国が仲介するウクライナとの和平協議を11月に再開する意向を表明していた。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。