アメリカ西部コロラド州の街が、猛烈な濁流にのみ込まれた。
10月22日から23日にかけて、同州南西部のパゴサスプリングス周辺で大規模な洪水が発生。数日間にわたる豪雨によってサンフアン川などが増水し、住宅や商業施設の周辺が浸水した。
米NBCニュースが26日に公開した映像には、洪水によって街が広範囲にわたり水没し、建物の周囲を激しい濁流が流れる様子が映っている。
普段は人々が行き交う広場や道路も水に覆われ、建物の周囲は一面の濁流に。激しく波打つ水面からは、洪水の勢いが伝わってくる。
今回の洪水は、コロラド、ユタ、アリゾナ、ニューメキシコの4州が接する「フォー・コーナーズ地域」の広い範囲に被害をもたらした。
パゴサスプリングスでは22日に災害緊急事態が宣言され、川沿いの低地では住民に避難命令が出された。洪水によって道路や橋なども損傷した。
23日早朝には、サンフアン川の水位が約4.6メートルに達した。その後、水位は低下に転じたものの、道路や下水設備などへの被害が確認されている。
24日には一部地域の避難命令が解除され、通行止めとなっていた国道160号線の一部区間も再開された。一方、26日時点でも周辺地域では避難命令が続き、道路の損壊によって孤立する住民も出ている。州兵による救助活動が続くなか、今後の降雨による再度の洪水も懸念されている。
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