[台北 27日 ロイター] - 台湾の顧立雄国防部長(国防相)は27日、中国が台北の衛星画像と軍事プロパガンダポスターを用いて台湾復帰記念日を祝ったことを受け、中国が「認知戦」を仕掛けていると述べた。

日本は1895年に清朝から台湾の割譲を受け、1945年に中華民国政府に引き渡すまで統治。北京と台北の両政府は今年で81周年を迎えるこの出来事を記念している。

25日の「光復節」に際し、中国は鉄道駅や国立故宮博物院を含む台北の高解像度衛星画像を公開。同博物院には、49年に中華民国政府が共産党との内戦に敗れて台湾へ逃れた際に持ち込まれた膨大な数の至宝が収蔵されている。

また、中国人民解放軍東部戦区司令部は、戦闘機や軍艦の画像に台湾の地図を重ね合わせたポスターを公開し、「光復の歴史を深く心に刻みつけろ」という言葉を付けた。

顧部長は台北の立法院で記者団に対し、中国がこの記念日を認知戦の機会として利用していると指摘。「われわれは中華人民共和国が49年に成立したことを強調しなければならない。(対日)抗戦は中華人民共和国とは全く無関係だ。これは明確かつ客観的な事実だ」と付け加えた。

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