Summer Zhen Selena Li

[香港 26日 ロイター] - 英金融大手HSBCホールディングスが、傘下の恒生銀行(ハンセン銀行)の資産運用部門を自社のファンド事業に統合する。事情に詳しい関係者2人が26日明らかにした。

関係者によると、HSBCアセット・マネジメント(運用資産約8760億ドル)が、恒生投資管理(ハンセン・インベストメント・マネジメント)(同約500億ドル)を吸収する計画。

HSBCはロイターへの電子メール声明で、香港市場で競争力を高めるため、資産運用事業の規模や人材、成長戦略の強化を目指していると述べたが、資産運用部門の統合計画についてはコメントを控えた。

「将来の成長機会を引き出すため、各チーム間の連携に注力している」とした上で、恒生銀行については独立した銀行免許を持つ銀行として維持すると改めて説明した。

恒生銀行はロイターのコメント要請に応じていない。

HSBCは2025年10月、恒生銀行の買収・非公開化に向けた手続きを開始。買収総額は136億ドルで、取引は26年1月に完了した。

今回の統合が実現すれば、両行のブランドを独立して維持するとの従来方針の下で進められてきた経営体制において、初の事業部門レベルの統合となる。

恒生銀行は、香港の代表的株価指数であるハンセン指数に連動する上場投資信託(ETF)「トラッカー・ファンド・オブ・ホンコン」を運営している。同ファンドは香港最大のETFで、香港の公的年金制度である強制積立基金(MPF)における主要投資商品にもなっている。

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