Noriyuki Hirata
[東京 26日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続落し、前営業日比0.76%(478円50銭)安の6万2214円66銭となった。今週は米大手ハイテク企業の決算発表や日米欧の中央銀行の金融政策決定会合といったイベントを複数控えており、手掛けにくさが意識された。人工知能(AI)・半導体関連株は軟調な銘柄が目立った一方、それ以外の銘柄では物色意欲もみられ、TOPIXはプラスだった。
・日経平均は小安く始まった後、プラスに切り返す場面もあり方向感欠く。
・アドバンテストなどAI・半導体関連の主力株が売られ指数を下押し。
・東証プライム市場の6割近くが値上がりし、TOPIXは小幅プラス。
・原油価格が高止まりし、鉱業や石油・石炭製品、商社株などしっかり。
・円金利が上昇し、銀行や保険株に物色も。
・ブラジルのルラ大統領の当選確実が伝わり、ブラジル株に連動する上場投資信託(ETF)は急落。
・TOPIXは0.34%高の3979.34ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は3兆2454億2000万円。
・東証33業種で上昇したのは、鉱業、卸売、石油・石炭の22業種、下落は非鉄金属、電気機器、機械の11業種。
・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが900銘柄(57%)、値下がりは605銘柄(38%)、変わらずは48銘柄(3%)。
<ちばぎんアセットマネジメント 調査部長 森田潤氏>
「今週はイベントが目白押しでもあり、週初から積極的に動きにくく方向感を欠く」
「中銀会合はサプライズ見込まれず、波乱があるとすれば日米ハイテク決算か」
「TOPIXは節目の4000ポイント割れでAI以外に押し目買いも」
「AI株は足元で調整進んでおり、決算前に積極的に売る局面でもない」