Sergio Goncalves Miguel Pereira

[リスボン 23日 ロイター] - タイのシーハサック副首相兼外相は23日、ロイターに対し、米国によるミャンマーへの関与を歓迎すると述べた。また、11月にフィリピンのマニラで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議では、2021年のクーデター以降、首脳会議への政治的代表の参加を認められていない加盟国ミャンマーへの今後の対応が協議されるとの見通しを示した。

米政府とミャンマー軍事政権は今月、東京で会談した。両国の協議はこの1カ月で2回目。クーデター後にミャンマーと距離を置いてきた米国が、軍政との接触を増やしている実態が改めて浮き彫りになった。

シーハサック氏は「ミャンマーの孤立を望んでおらず、ミャンマーが地政学的な対立の舞台になることも望んでいない。したがって、米国の関与は歓迎する」と述べた。

その上で、関与は「政権の正当性を認めることを意味しない」とし、紛争の平和的解決と反対勢力との和解を促すことが目的だと説明した。

また、ミャンマーのミンアウンフライン大統領が最近、ラオス、カンボジア、ベトナム、タイ、マレーシアを訪問したことに言及し、「ASEANの立場に一定の変化がある」と指摘しつつ、マニラの首脳会議でミャンマーの全面的な代表参加の再開が議題になるかは不明だとした。

「ミャンマーへの今後の対応について、非常に実質的で幅広く、踏み込んだ議論を行うのは良いことだ」と述べた。

タイとカンボジアの長年にわたる陸上国境と海洋境界を巡る紛争について、進展は限られているものの、12─18カ月以内に解決できる可能性があるとの見解を示した。

タイと欧州連合(EU)の自由貿易協定交渉については最終段階にあり、双方に政治的意思があれば年内に妥結する可能性があると語った。

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