[25日 ロイター] - リビアの外務省は25日、トランプ米大統領が集会で同国を「テロがはびこる国」と呼んだことを受け、「侮辱的」だとして米臨時代理大使を呼び抗議した。
• 同省は「国民の尊厳を損なったり、その地位をおとしめたりする」いかなる発言も拒否すると表明した。
• トランプ氏は24日、南部ジョージア州ペリーで開いた集会で、「ジョン・オソフ(米上院議員、民主党)は、リビア、イエメン、ハイチ、ソマリアのようなテロがはびこる国から移民の大群を受け入れる法案を自ら提出した。私がこれらの国を何と呼んだか覚えているか。『便所のような国々』だ」と述べ、自身の1期目の発言に言及した。
• トランプ氏は25日夜、交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、米国はリビアとの関係を重視しているとし、同国の国民を「誇り高く、逆境に強く、もてなしの心があり、平和と繁栄に値する」と評した。
• 「われわれはリビア国民と、両国民に共通する敵である過激派組織『イスラム国』(IS)と戦った勇敢なリビア人が払った犠牲に敬意を表する。しかし、リビアが不法移民の通過ルートであり続けることは容認できず、直ちに終わらせなければならない」と述べた。
• リビアの東西で対立する両政権はトランプ氏の発言を非難し、リビアを「選挙を巡る論争」に巻き込もうとする動きを拒否した。