Valerie Volcovici

[ワシントン 25日 ロイター] - トランプ米大統領は25日、ミシガン州で開いた政治集会で、カナダとの貿易紛争が「近く」解決するとの見通しを示した。詳細には触れなかった。

11月3日の中間選挙を前に同州ポートヒューロンで開いた集会で、トランプ氏らはカナダが貿易で米国を「食い物にしてきた」とし、関税引き上げが必要だとする従来の主張を繰り返した。

トランプ氏は「そうせざるを得なかった」と述べた上で、「かなり近いうちに決着するだろう。カナダは今、われわれの要求を何でも受け入れる用意がある」と語った。

トランプ氏は2024年の大統領選で、ポートヒューロンを含むミシガン州の国境地域で66%を超える得票率で勝利した。しかし、デトロイトを拠点とする米自動車産業を含め、地域経済は米加間の関税を巡る対立の影響を受けている。

同州の上院選で民主党のアブドゥル・エルサイード候補と接戦を繰り広げる共和党元下院議員のマイク・ロジャーズ候補は、自動車分野に対するトランプ氏の関税政策と距離を置こうとしてきた。

ロジャーズ氏は25日、トランプ氏の関税がシボレーとデトロイト・ディーゼルによるミシガン州への製造業投資につながったと評価する一方、「カナダに対するこれらの関税のうち、自動車に関する部分には少し懸念がある」と指摘。報道番組「ミート・ザ・プレス」で「良い面もあるが、取り組む必要がある課題もある」と語った。

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