[マドリード 3日 ロイター] - スペイン各地で3日、住宅危機への対策を求めて数万人規模の抗議活動が行われた。首都マドリードでは、警察が極右団体のメンバー3人を逮捕し、ゴム弾を発砲した。

スペイン政府によると、極右活動家らは、住宅危機に抗議してマドリード中心部の広場プエルタ・デル・ソルで座り込みを続けるデモ参加者に接触しようとした。

これに先立ち、一部のデモ参加者はゼネストを求めるポスターを掲げた。これはマドリードで87歳の女性が立ち退きを迫られたことへの怒りや、その他の住宅問題に対応するために策定された法案が、2日に議会で否決されたことを受けたものだ。

マドリードで3日の抗議活動に参加したナンド・デ・アングロさん(26)は「恥ずべきことだ」と語り、「結局のところ、国民が政党に合わせなければならず、政治家が国民の望みに応えていないことが証明されただけだ。このままではいけない」と訴えた。

スペインの複数のメディアは2日、サンチェス首相が法案成立に失敗したことを受けて11月に解散総選挙を実施する可能性があり、その判断に先立ち、3日の抗議活動の規模や勢いを見極める意向だと報じた。

サンチェス氏の事務所はこの報道についてコメントを控えた。

南東部バレンシアではデモ隊と警察が衝突し、警察は抗議行動を解散させるためゴム弾と催涙ガスを使用した。

スペイン政府によると、3日にマドリードで行われた抗議活動には約7万人が参加した。

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