[3日 ロイター] - トランプ米政権とロシアによるウクライナ戦争終結に向けた協議が、数十億ドル規模の石油取引を含む内容に拡大していると、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が3日、協議に詳しい複数の関係者の話として報じた。米国側交渉担当者のスティーブ・ウィットコフ氏やジャレッド・クシュナー氏とつながりのある中東の企業幹部らに利益をもたらす取引になるという。

同紙によると、取引は米政府とロシア大統領府の承認が条件で、ロシアのエネルギー大手ルクオイルが世界各地に保有する広範な油田、製油所、給油所が対象となる。

ホワイトハウス、米財務省、ルクオイルはいずれも通常の営業時間外のためコメント要請に応じなかった。

同紙は、取引を推進しているグループには米著名投資家で富豪のトッド・ボーリー氏のほか、クシュナー氏もしくはウィットコフ氏の家族と取引関係のある中東の2グループ、米政府の1機関が含まれると伝えた。

同紙によると、ロシアのプーチン大統領が9月5日、ロシア大統領府でウィットコフ、クシュナー両氏と会談した際、この取引について取り上げた。プーチン氏は、米国とビジネスができることをロシア国民に示す手段として、この取引を成立させることを提案したという。

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