[4日 ロイター] - 英国が中国製電気自動車(EV)の輸入に追加関税を課すことを検討していると、英紙タイムズが4日報じた。
中国メーカーが補助金を受けた車を英国で「ダンピング(不当廉売)」しているとの懸念を受け、レイノルズ英ビジネス相が関税措置案を策定しているという。
ロイターはこの報道を直ちに確認できなかった。政府報道官は「われわれの対応が自動車業界の利益と英国の国益を反映するよう、引き続き業界と緊密に連携している」と述べた。
報道によると、政府は中国製EVに対する関税を欧州連合(EU)と同じ45%に設定する可能性がある。EUは「メード・イン・ヨーロッパ」政策を掲げ、欧州製品を優先することで中国製部品への依存を減らすことを目指している。
バーナム首相は9月、提案されているEU規則下で英国を「信頼できるパートナー」として扱うよう働きかけると述べ、英国を除外すれば同国の自動車産業に打撃を与えかねないと警告した。
フィナンシャル・タイムズは9月、EUがバーナム氏に対し、メード・イン・ヨーロッパ政策による障壁を回避したいのであれば、EUの通商政策に一段と足並みをそろえ、中国製自動車への関税を引き上げるよう求めたと報じていた。