[4日 ロイター] - トランプ米大統領は4日、クレイトン国家情報長官を政権の人工知能(AI)担当責任者に任命したと発表した。AI技術における米国のリーダーシップを維持するための連邦政府の取り組みを調整する任務を課した。

AIの名称を「スーパーインテリジェンス」に変更するよう推進してきたトランプ氏は、クレイトン氏が新設された「スーパーインテリジェンス・フォース(SIF)」を率い、消費者、宗教団体、AI企業、その他の利害関係者との政府の関与を監督すると述べた。

トランプ氏は自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」に、SIFは米国がスーパーインテリジェンスの分野で世界をリードし続けることを確実にすること、そして全ての米国人の利益を守り、生活を向上させることを目指すと投稿した。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は先に、8月に国家情報長官に任命されたクレイトン氏が、トランプ氏から政権のAI責任者に指名されたと伝えていた。クレイトン氏は同紙に「(AI開発で)首位でいられないリスクは高い」と語っていた。

クレイトン氏によると、新設されたAIタスクフォースは120日以内に、AIがもたらすリスクと機会を評価し、連邦政府が果たすべき役割を提言する報告書を作成することになる。

WSJが引用したタスクフォースの憲章によると、タスクフォースはAI関連のリスクや、情報漏洩、ハッキング、その他の事案に関する現行の政府報告メカニズムを検討し、既存の権限の下で連邦政府の対応能力を強化する方法を提言する。

トランプ氏がAI責任者を任命するのはクレイトン氏が2人目。2期目の発足​当初​は、⁠ベンチャーキャピタリスト​のデービ​ッド⁠・サックス氏がAI責任者を務めて⁠いた​が、その​後辞任し、現在は外部​顧問を務めている。

トランプ氏は、クレイトン氏に加え、連邦取引委員会(FTC)のファーガソン委員長、国防総省のマイケル最高技術責任者(CTO)、人事管理局(OPM)のクーパー局長がタスクフォースのリーダーを務めることになると明らかにした。

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