[マニラ 18日 ロイター] - フィリピン沿岸警備隊は、中国海警局の船が18日、南シナ海で補給任務中のフィリピン漁業水産資源局(BFAR)の船に体当たりし、手すりや甲板上の構造物が損傷したと発表した。

沿岸警備隊は声明で「海警局は人道および生活支援の任務に当たっていた非軍事の政府船舶に故意に体当たりした」と非難した。

BFARの船が西部パラワン州沖約54カイリの海域で漁船への燃料補給を支援していたところ、海警局の船が危険な操縦を繰り返しフィリピン船に接触したという。

衝突は午前11時13分(日本時間午後0時13分)に発生した。船体の右舷側手すりが曲がって脱落したほか、金属製支柱などの支持構造が変形し、甲板上の設備や機材が破損して破片が散乱したと説明した。

中国海警局は声明で、フィリピン船が「度重なる厳重な警告を無視し、意図的に針路を変えて急加速し、当方の船首前方を横切った」ため、南沙(英語名・スプラトリー)諸島のサビナ礁付近の海域で法執行活動を行ったと説明した。

中国側の船は専門的かつ適切に対応しており、衝突の責任はフィリピン側にあると主張した。

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