Hiroko Hamada
[東京 18日 ロイター] -
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 157.18/157.21 1.1478/1.1479 180.45/180.46
午前9時現在 156.14/156.16 1.1472/1.1480 179.19/179.25
NY午後5時 155.96/155.99 1.1474/1.1478 178.97/179.04
午後3時のドル/円は前日ニューヨーク市場終盤に比べてドル高/円安の157円前半で推移している。日銀の金融政策決定会合では市場の想定通り利上げが決定されたが、全会一致ではなかったことからドル買い・円売りが進行。午後には一時157.31円付近まで上昇、約2週間ぶりの円安水準となった。
朝方156円近辺で推移していたドルは、じり高となり、日銀会合の結果公表後に円安が進行した。日銀は18日の金融政策決定会合で、政策金利である無担保コールレート翌日物の誘導目標をこれまでの1.0%程度から1.25%程度に引き上げることを7対2の賛成多数で決めた。
市場では「今会合ではほぼ100%利上げが織り込まれており、さらに50bp(ベーシスポイント)の利上げ票や連続利上げがあるかどうかなどが注目されていた。そうした中、リフレ派と目されている委員が反対票を投じたことで、為替は円安に進んでも致し方なしの展開となった」(トレイダーズ証券の井口喜雄・市場部長)との声が聞かれた。
高市政権が積極財政を掲げていることや、原油価格が依然高止まりしていることなどから、「円高に触れる材料は日銀しかなかった」(井口氏)という。
植田和男総裁の記者会見に注目が集まる中、ハト派的な姿勢が示された場合、ドル/円はさらに上昇する可能性があるとの見方もあった。
一方、テクニカル面では200日移動平均線が158.39円近辺に位置しており、「158円近傍になると介入警戒も高まると予想され、上値を抑えられるのではないか」(国内運用会社・チーフ・ストラテジスト)との指摘があった。
日銀会合の結果を受けてユーロ/円も上昇。足元では、180円半ばで取引されている。