[4日 ロイター] - 米国とカナダの間で貿易摩擦が続く中、米司法省の反トラスト局が今週、カナダ政府とのあらゆる協力を一時停止するよう指示を受けていたことが分かった。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が4日、電子メールを引用して報じた。

報道によると、反トラスト局国際課の責任者、リンダ・マーシャル氏は2日、職員宛ての電子メールで、カナダ当局との案件に関するあらゆる協力や政策問題に関する関与を停止するよう指示した。指示の理由については明らかにしなかったという。

WSJによると、同局の各部門トップらは4日にも別の電子メールで、同日中にカナダとの協力分野を詳述したリストを提出するよう求められたという。

同報道について、司法省はロイターへの電子メールの声明で虚偽であると否定。「そうした指示は誰にも出されていない」とした上で、反トラスト局は「特定の調査について予定されていた会合を、同局のチームが準備する時間を確保するまで一時的に延期する」よう求められただけだと述べた。

トランプ氏はかねてカナダは米国の51番目の州になるべきとの考えを示しているほか、先週には北米五大湖の一つであるオン‌タリオ湖の名称を「アメリカ湖(Lake America)」に変更する大統領令に署名した。

ホワイトハウスとカナダ政府はいずれも、コメント要請に即座に回答しなかった。

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