[4日 ロイター] - 米金融大手シティグループは4日、連邦準備理事会(FRB)による次回の利下げ時期の予想を2027年6月に先送りした。予想を上回る米雇用統計を受け、労働市場が底堅さを維持しているとの見方が強まり、短期的な金融緩和の必要性は後退した。
同社は現在、27年の6月、9月、12月にそれぞれ25ベーシスポイント(bp)の利下げが実施されると予想している。これまでは、26年10月と12月、27年1月の利下げを見込んでいた。
米労働省労働統計局が4日発表した8月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は16万2000人増加し、予想を大幅に上回った。これを受け、フェデラルファンド(FF)金利先物市場では、FRBの利上げ観測が強まり、9月15─16日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を引き上げる確率は61%と、雇用統計発表前の52%から上昇した。