[ニューヨーク 3日 ロイター] - 米国株式市場は大幅続伸して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が、インフレ圧力が和らいでいることを示すデータが得られれば、フェデラルファンド(FF)金利の目標誘導レンジの据え置きを支持すると表明したことを受け、投資家が利上げ観測を後退させた。
主要3株価指数はそろって1%超上昇。ナスダック総合指数は、人工知能(AI)関連の大型株「マグニフィセント・セブン」に押し上げられた。
ウォラー氏は、今後発表される経済指標でインフレ圧力の鈍化が確認されれば、15─16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを支持する考えを示した。nL6N44V0ZV
CMEのフェドウオッチによると、ウォラー氏の発言後、市場が織り込む同FOMCでの利上げ確率は前日の63.2%から50.4%に低下した。
USバンク・ウェルス・マネジメントのシニアインベストメントディレクター、ビル・ノーシー氏は「ウォラー理事の発言が市場全体を幅広く押し上げている」と指摘。また「決算シーズン終盤組からの影響が続いている」とし、半導体やソフトウエア分野で差異が生じているとの見方を示した。
S&P総合500種の主要11業種では、一般消費財が値上がり率トップだった一方、エネルギーは軟調だった。
半導体大手エヌビディアは1.8%上昇。AI新興のハギングフェイスを129億3000万ドルで買収すると発表した。
一方、ブロードコムは2.7%安。第4・四半期の売上高見通しが市場予想を下回ったことを嫌気した。
クラウドデータプラットフォームを提供するスノーフレークは通期売上高見通し引き上げを受けて16.6%急伸し、ソフトウエア分野全体の地合いを支えた。サービスナウ、セールスフォース、アドビは2.1─6.5%上昇した。
暗号資産(仮想通貨)ビットコインの上昇を受けて関連銘柄が買われ、ストラテジーが17.6%、コインベース・グローバルが10.1%、それぞれ急伸。ロビンフッド・マーケッツも16.6%高となった。
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.98対1の比率で上回った。ナスダックでも1.67対1で値上がり銘柄が多かった。
米取引所の合算出来高は152億5000万株。直近20営業日の平均は150億9000万株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 53686 +624 +1.1 53309 53746 53286
.11 .16 8 .17 .50 .15
前営業日終値 53061
.95
ナスダック総合 26584 +366 +1.4 26336 26644 26325
.06 .23 0 .32 .57 .06
前営業日終値 26217
.83
S&P総合500種 7747. +81. +1.0 7686. 7756. 7686.
71 11 6 71 76 71
前営業日終値 7666.
60
ダウ輸送株20種 20861 +148 +0.7
.52 .04 1
ダウ公共株15種 1085. +10. +0.9
59 11 4
フィラデルフィア半導体 11352 +12. +0.1
.13 88 1
VIX指数 14.32 -0.8 -5.7
8 9
S&P一般消費財 1917. +29. +1.5
77 85 8
S&P素材 661.6 -3.0 -0.4
1 8 6
S&P工業 1474. +15. +1.0
70 17 4
S&P主要消費財 937.2 -0.2 -0.0
0 7 3
S&P金融 972.1 +14. +1.5
6 87 5
S&P不動産 281.8 +3.5 +1.2
9 4 7
S&Pエネルギー 982.8 -7.1 -0.7
5 1 2
S&Pヘルスケア 2017. +3.8 +0.1
02 6 9
S&P通信サービス 460.6 +6.8 +1.5
5 4 1
S&P情報技術 6998. +86. +1.2
76 47 5
S&P公益事業 434.9 +3.6 +0.8
7 7 5
NYSE出来高 11.74
億株
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 6458 + 大阪比
5 355
シカゴ日経先物9月限 円建て 6456 + 大阪比
0 330