David Shepardson

[ワシントン 3日 ロイター] - 米自動車業界団体である自動車イノベーション協会 (AAI)は3日、議会に対し、中国製自動車の米国市場への参入を禁じる法案を年内に成立させるよう迅速な対応を求めた。

AAIは、ゼネラル・モーターズ(GM)、フォード・モーター、トヨタ自動車、独フォルクスワーゲン(VW)、韓国の現代自動車、ホンダ、欧米ステランティスなど主要自動車メーカーを代表する団体。

同協会のジョン・ボゼラ最高経営責任者(CEO)はロイターが入手した議会宛ての書簡で、「現在、中国の自動車メーカーは補助金を受けたコネクテッド(通信機能付き)ソフトウエアやハードウエア搭載車を世界中でダンピング(不当廉売)している」と指摘。「米国内ではまだこのような事態は起きていないが、こうした脅威の規模と緊急性を踏まえ、年内の議会閉会前に中国製車両、ソフトウエア、ハードウエアの輸入禁止措置を制定し、この政策を国内法とするよう強く要請する」と述べた。

米上院商業委員会は7月、中国自動車メーカー​の米国市場参入を阻止する‌米政府の措置を強化する超党派法案を承認したが、最終的な可決には依然としてハードルが残っている。

ボゼラ氏は、法案の可決について「世界の自動車製造を支配しようとする中国の戦略に対し、米政府が国家安全保障上の対応を講じるという、明確かつ超党派的なメッセージを送ることになる」と述べた。

中国大使館はコメント要請にすぐには応じていない。中国は米政府による中国製自動車の輸出禁止措置に反対している。

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