[オスロ 2日 ロイター] - 13日のスウェーデン総選挙を控えて調査会社ノバスが実施した世論調査で、連立政権の右派与党の支持率が47.7%となり、中道左派の野党勢力4党の50.3%との差を2.6%ポイントまで縮めたことが分かった。民間放送局TV4の委託を受けたノバスが2日、発表した。どちらが勝利してもおかしくない接戦となることを示唆した。
調査は8月24―30日に有権者2984人を対象に実施された。ノバスの前回調査では6.9%ポイントの差があったが、今回は誤差の範囲内まで縮小。今年公表された有権者調査の中で最も僅差となった。
2022年から首相を務めている中道右派の穏健党のクリステション氏は、総選挙で再選を目指している。今回の主な争点は、医療や学校などに潤沢な公的資金を投じている福祉国家を維持するかどうかや、生活費高騰の問題、安全保障、移民政策、エネルギー供給などとなっている。
ただ、社会民主労働党が主導する野党勢力は、連立政権を組む場合にどの政党を参加させるべきかについて依然として意見が分かれている。中央党と左翼党は、それぞれ相手が連立政権に加わる場合には自党は参加しないと表明している。このため、野党勢力の一部が連立政権を形成し、少数与党になる可能性も指摘されている。
2週間前の別の世論調査では野党勢力が右派与党を10%ポイント上回り、政治学者らは総選挙までに埋めがたい差があるとの見方を示していた。