Nimesh Vora
[ムンバイ 3日 ロイター] - インドルピーが3日、2カ月ぶりの高値に上昇した。国際収支の強化と資本流入の促進を目的とした一時的な措置による外国からの資金流入が予想を大きく上回り、通貨の見通しが改善した。
ルピーは1ドル=94.30ルピーで取引を開始し、6月下旬以来の高値を付けた。前日終値は94.97ルピーだった。今週の上昇率は1%を超え、アジアで最も好調な通貨の一つとなっている。
インド準備銀行(中央銀行)は2日、6月に発表した特別な外貨調達策を通じ、予想を大幅に上回る1363億8000万ドルの資金が流入したと明らかにした。これによって外貨準備高が増加し、原油高などの外部ショックからルピーを守る耐性が強化された。
新韓銀行のトレジャリー責任者クナル・ソダニ氏は、資金流入がインド中銀の立場を「大幅に強化する」と指摘。「重要なのは、中銀にとって過度な通貨安と過度な通貨高のいずれにも抵抗できる柔軟性が大幅に高まったことだ」と述べた。