Atsuko Aoyama
[東京 3日 ロイター] - 午前のドルは158円後半から、約1カ月ぶりに157円台に下落した。前日の急落を受けて急速な円高への警戒感が残っており、ドルの買い戻しの動きも限られた。日銀の利上げペース加速観測などをきっかけとするドル/円の下げが一層深まった。
・ドルは朝方159円目前に上昇した後軟化、157.88円まで下げ拡大
・ドル157円台は8月10日以来約1カ月ぶり
・前日の急落受け円高方向への警戒感継続との声
・買い戻しの動きも限定的に
・ドル買い/円売りポジションの手じまいとの見方も
<トレイダーズ証券の井口喜雄・市場部長>
「為替介入は時間稼ぎ、根本は金融政策と市場参加者が考えていた中で(前日の高田創日銀審議委員の)ドラスティックな発言が出たため、反応しやすかったのではないか。できるかどうかはさておき材料にしやすかった可能性がある」
「ベセント米財務長官の発信も利上げに対しては追い風」
「(タカ派の)高田委員とはいえ連続利上げや大幅利上げという言葉は思い切った感じがあり、コンセンサスなら円高へのゲームチェンジになる。円売りのポジションがたまっていたため、いったん逃げようという意欲を起こすには十分な材料」
「急落に対して介入を疑うアルゴリズムが組まれていることで、急落に対してさらに急落する値動きも起きやすい」