Luc Cohen
[ニューヨーク 2日 ロイター] - 1月に米軍が身柄を拘束しニューヨークに連行され収監されたベネズエラのマドゥロ大統領は2日、麻薬密売などの罪による起訴の却下をニューヨーク連邦地裁に求めた。主権国家の元首として訴追免除の対象になるべきだと主張した。
マドゥロ氏の弁護人は、起訴取り下げの申し立てで、主権国家の元首は完全な免責を享受しているとし、連邦地裁判事に管轄権がないと主張した。
米国は、マドゥロ氏が再選を果たした2018年と24年の大統領選挙について、いずれも不正があったと主張している。
弁護人は、マドゥロ氏拘束時に副大統領で、その後暫定大統領になったロドリゲス氏を米国が承認し、マドゥロ氏を承認しないのは「筋が通らない」と指摘した。
連邦地裁は起訴の有効性を巡る審理を11月17日に行う予定。検察は10月2日までに反論文書を提出する必要がある。