Nate Raymond Richard Cowan
[ワシントン 2日 ロイター] - 米下院は2日、最高裁判所の判事数を恒久的に9人に制限する憲法改正案を212対206で否決した。可決に必要な3分の2に遠く及ばなかった。中間選挙を控え、民主党が議会の支配権を取り戻した場合、最高裁の判事数を増やし、保守派を弱体化させる可能性があることを浮き彫りにするために共和党がこの採決を行った。
両党は下院で過半数を占めている際、否決されることが分かっているものの、有権者の支持を固めたり、政敵に厄介な問題について立場を明らかにさせたりするための「メッセージ法案」採決を歴史的に行ってきた。
合衆国憲法は最高裁判所の判事数を定めておらず、米国の歴史を通じて変動してきたが、1869年以来9人となっている。共和党のトランプ大統領が3人の判事を任命し、現在は保守派が6対3の多数派となっている。