[2日 ロイター] - メキシコ中央銀行のヒース副総裁は、中銀は短期的に再び利下げすべきではなく、追加緩和は約1年後になる可能性があるとの見方を示した。インフレ率が目標に近づく中でも、政策当局者らが慎重姿勢を維持していることが浮き彫りになった。

ヒース氏はバノルテ銀行のポッドキャストで2日公開されたインタビューで、「今の状況では立ち止まるのが適切だと思う」と指摘。

その上で「コアインフレに支えられてインフレ率が(中銀目標の)3%に非常に近づけば、その後は金利をもう少し引き下げることを検討する余地が生まれるだろう。そこからおそらく1年後だろうか、正確には分からない」と述べた。

同氏の発言は、最近のディスインフレの進展を踏まえ、追加緩和の時期をより明確にすることになった。

ただ、総合インフレの低下は主に、変動が大きく金融政策の影響を受けにくいコア以外の項目によってもたらされており、勝利を宣言するのは時期尚早だと警告した。

さらに、インフレが再燃したり、進展が停滞したり、米連邦準備理事会(FRB)の動きを含む外部環境が見通しを複雑にしたりすれば、中銀は姿勢の見直しを迫られる可能性があるとの見方も示した。

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