Sam Li Lewis Jackson

[北京 3日 ロイター] - 3日アジア時間の原油先物は反落している。米国とイランによる攻撃の応酬が再燃し、投資家が不透明感を見極めようとしている。

0029GMT(日本時間午前9時29分)時点で、北海ブレント先物は0.43ドル(0.45%)安の1バレル=95.20ドル、米WTI先物は0.24ドル(0.26%)安の90.77ドル。

前日の取引では値動きの荒い展開の中、共に一時7月24日以来の高値を付けた。

IGのアナリスト、トニー・シカモア氏はリポートで、原油価格が反落したのは、アジア時間の2日昼ごろ以降に双方の攻撃が確認されていないなど、今回の緊張が和らぎつつある兆候が出てきたためだと指摘した。

トランプ米大統領は2日、イランに対する新たな軍事攻撃について「それほど長くは続かない」との見方を示した。「イランがホルムズ海峡に沿って新たに整備しようとしていた装備は全て破壊した。防御用のものもあれば攻撃用のものもあった」とし、「必要と判断すれば、いつでも再び攻撃する用意がある」とも語った。

シカモア氏は「その緊張緩和が続けば、大きな仮定ではあるが、ダークシップ(追跡困難な船舶)による通航や洋上での船舶間積み替えを通じて海峡から搬出される原油は、遠からず先週末に見られた水準に戻るだろう」と述べた。

海運情報会社ケプラーが2日公表したデータによると、ホルムズ海峡を通過したコモディティー輸送船は4隻で、10日間平均の約13隻を下回った。

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