Ira Dugal Dharamraj Dhutia
[ムンバイ/バンガロール 2日 ロイター] - インド準備銀行(中央銀行)は2日、国際収支の強化と資本流入の促進を目的とした政策の導入により、外国から1363億8000万ドルの資金が流入したと発表した。これによって外貨準備高が増加し、通貨ルピーを外部ショックから守る耐性が強化された。
中銀はこの政策を6月に発表した。中銀によると、銀行が集めた外貨建て非居住者(FCNR)預金が1272億3000万ドルと流入資金の大部分を占め、エコノミストらによる市場予想の800億―900億ドルを大幅に上回った。
他に対外商業借り入れ(ECB)向けスワップ制度を通じて38億9000万ドル、認可を受けた金融機関による海外外貨建て借り入れ(OFCB)を通じて52億6000万ドルをそれぞれ調達した。
外貨準備高は8月21日までの週で過去最高の7293億3000万ドルに達していた。
JBドラックス・オノレ(英国)のアジア担当ストラテジスト、ビベック・ラジパル氏は「これは明らかに予想を上回る規模だ。これにより中銀は通貨情勢やボラティリティーを管理する能力について安心感を得られるはずだ」とし、「中銀が外貨預金の受け入れを当初予定より早く終了した理由を理解する上でも役立つ」と指摘した。
中銀のドル建て預金受け入れは、資金流入が好調だったため当初予定の9月末より早い8月31日に終了していた。