David Lawder
[アッシュビル(米ノースカロライナ州) 2日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のゲオルギエバ専務理事はロイターに対し、先進国における債務の急増と債券利回りの上昇について、開発途上国や低所得国が自国の債務抑制に向けて成し遂げてきた進展を台無しにする恐れがあると述べた。
1日遅くに実施されたインタビューで、債券利回りの上昇は、全体的な債務水準の上昇、ホルムズ海峡に起因する継続的なインフレ圧力、そしてAI(人工知能)関連の債券発行による資金獲得競争によって引き起こされていると指摘。「先進国の高い債務水準と、根強いインフレが相まって、低所得国、新興国、開発途上国を含む全ての国々において、債務返済コストが上昇する可能性がある」と語った。
「一部の新興国が、市場からの信頼を獲得し、スプレッドを縮小させるために多大な努力を重ねてきたことを忘れてはならない。先進国による世界的な利回りの上昇や債務返済コストの増加によって、その成果が台無しになる可能性がある」と述べた。
一方で、債券市場は秩序ある形で機能しているとも指摘した。