Courtney Rozen JC Whittington
[チャペルヒル(米ノースカロライナ州) 2日 ロイター] - 米国は2日、20カ国・地域(G20)に対し、AI(人工知能)企業がシステムの訓練に著作権で保護された素材をどのように利用するかに関する規則を策定するよう求めた。
米ハイテク企業は、著作権物がAIツール構築のため不正に使用されたとして、著者、出版社、メディア組織、その他のクリエイターらから提訴されている。
ラトニック米商務長官はハイテク分野に焦点を当てたG20会合で、AI企業がクリエイターの作品を用いてモデルを訓練することを認める一方で、「アーティストを保護する」方法を見いだすべきだと指摘。「われわれの経済をけん引する創造力を持つクリエイターや発明家を保護しつつ、次世代のイノベーターを阻む障壁をつくらないような枠組みが必要だ」と語った。
同日午後に米国が発表した共同声明によると、G20各国はAIに特化した新たな規制を策定することを避ける方針だ。将来の規制は、AIがもたらす、既存の法律ではまだカバーされていない「新たな考慮事項」のみに対処すべきとされた。
すでに幅広いAI規制を導入している中国も、この声明の署名国となっている。